専用施設建設の願い

盛岡カーリング協会は、2004年11月の設立以来、年間活動計画に「カーリング専用施設の設置を目指す」ことを明記していました。署名活動の展開をはじめ、様々な活動を行いましたが、市民の皆さまや行政のご理解とご支援により、2015年9月に盛岡市にカーリング専用施設を含む通年型複合氷上競技施設が供用開始となり、定期的にカーリングを楽しむ環境が整いました。

カーリングは健全な青少年育成に寄与するとともに、お年を召してからも楽しむことのできる数少ない競技であり、地域コミュニティの再編等にも貢献できると考えます。また、現在盛岡市が目指している「スポーツツーリズムの推進」の推進エンジンとなりうると考えています。

今後、盛岡市においてカーリング愛好者数は増えていくと考えておりますが、いずれはこの施設も手狭となってくる可能性があります。その暁には、ソフトの面で盛岡でも世界レベルの大会が開催可能な状態となると予想されます。

 

下記は当協会の黎明期にホームページに掲載していた文章です。

カーリング専用施設の設置を目指し、署名活動を行なっております。
多くの方々の賛同を何卒よろしくお願い申し上げます。

盛岡にカーリング専用施設を(署名用紙)

盛岡に専用施設を

1.はじめに
盛岡カーリング協会は2004年11月の協会設立以来、カーリング専用施設の設置を切望し、かつそのことを活動計画にも盛り込み、活動を続けています。当初は数名で始まった活動でしたが、今や競技者登録数は100名に迫ろうとしております。また、SSFスポーツエイドからの助成金を計3回いただいており、社会的にも認められた協会となっています。

競技力も向上しており、当協会の活動は質、量ともに伸び率としては岩手県内でも傑出したものと自負しております。
これは日本国内のすべての冬季競技にいえることですが、活動拠点の問題に頭を抱えています。1シーズンあたりの盛岡における練習時間は20時間弱です。この練習時間でさらに上を狙えというのは、燃料もないのにF1マシンを走らせろと言っているようなものです。結果、盛岡のカーリング愛好者は冬の凍結路を二戸や青森に走らせて練習に出かけています。これまで幸いにして交通事故は起こっていませんが、いつ起こってもおかしくありません。すべて愛好者の情熱と並々ならぬ自己犠牲に支えられています。

2.盛岡にカーリング専用施設を
わたくし達のふるさと盛岡・岩手が生んだ偉人、新渡戸稲造は「願わくはわれ太平洋の橋とならん」との言葉で知られ、日本を代表する国際人でありますが、日本にスケート靴を持ち帰ったのも実は彼だといわれています。近代氷上競技の日本の父といっても過言ではないでしょう。盛岡市は新渡戸稲造終焉の地、カナダ・ビクトリア市と姉妹都市提携を結んでいますが、ビクトリア市では2005年4月に、カーリング世界選手権を開催するなど、カーリングが盛んに行われています。また、2007年のビクトリア杯に対するビクトリア市長アラン・ロウ氏からのメッセージには「来年はカナダ選手権を開催しますので、是非おいで下さい」と書かれています。
新渡戸は「橋は決して一人では架けられない。何世代にも受け継がれてはじめて架けられる」と言っています。カーリングストーンで太平洋に新たな橋を架けたい。わたくし達はそんな夢を心に描いています。
カーリングはその精神に「不注意にも規則や伝統を汚し、それに気づいたときは、違反を真っ先に申し出ます」という崇高な理想を掲げています。こんな時代に、青少年育成の観点からも是非、県民のみなさんにお勧めしたい競技です。また、カーリングは小中学生の若年者から高齢者に至るまで幅広い年齢で対等に試合をすることができる生涯スポーツです。このようなスポーツが他にあるでしょうか?岩手県はこれまでも、そして、これからも人材輩出県です。今後100年の計に立ち、将来の岩手のみならず日本を考えたとき、ふさわしい人材を育成する策の1つとしてカーリングをお勧めし、育む場、また地域の社交場として、県都盛岡にカーリング専用施設を持つことは十分に意義のあることと考えております。

3.盛岡カーリング協会のカーリング専用施設設置に向けての取組み
盛岡カーリング協会は、トリノオリンピックをきっかけにわが国がカーリングブームをむかえるより前、2004年11月に設立されました。以来、その活動計画に「カーリング専用施設の設置を目指す」ことを掲げています。

4.盛岡にカーリング専用施設があることの利点
現在、日本のカーリング専用施設は交通面で非常に不便な場所にあることは否めません。盛岡に専用施設ができますと、日本で最もアクセスしやすい施設となります。韓国、中国をはじめアジアでも急速にカーリング強化が進んでおりますが、前述のナショナルチームは自国の他、青森や長野で合宿を行っています。スキーの愛好者は年々減り続けていますが、北海道のスキー場はこのところオーストラリアやニュージーランドからの愛好者で賑わっています。オーストラリアやニュージーランドでもカーリングは行われており、交通の利便性に勝る盛岡であれば、需要はさらに高まるでしょう。

 

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